こんにちは、黒猫です。
今回は「Word」を使った写真加工テクニックについてです。
結婚式の前後は何かと写真を扱う機会が増えます。
例えば、プロフィールブックに自分たちの写真を載せたり、
受付に小さい頃の写真を飾ったり。
式が終われば大量の写真が手元に届きます。
報告用のはがきやアルバムを作ったり・・・などなど。
スマホだったら手軽に明るさを調整したりデコったり出来るけど、
“パソコンで”となると身構えてしまう方もいらっしゃると思います。
今回はWordやパソコンに慣れていない初心者の方向けに、
簡単な写真の修整方法やデコのやり方をご紹介します。
ちなみに、黒猫が使用するのはWord2010です。
バージョンによって多少見た目や機能が異なりますのでご了承ください。
1.用紙サイズ・印刷の向きの設定
まずは印刷する紙の大きさ(=用紙サイズ)を設定します。
「ページレイアウト」タブ→「サイズ」→紙の大きさを選択して下さい。
特殊な大きさの紙を使用する場合は、「その他の用紙サイズ」を選択し、
新しく出てくる画面で幅と高さを入力して「OK」をクリックします。
次に印刷の向き(横長か縦長)を設定します。
同じく「ページレイアウト」タブ→「印刷の向き」→縦or横を選択して下さい。
2.写真・画像の挿入
Wordに写真や画像データを取り込む(=挿入する)作業です。
「挿入」タブ→新しく出てくる画面で挿入するデータを選択→「挿入」
見にくい場合は、オレンジの四角で囲んだボタンの右にある▼をクリックして
データの表示方法を変えることも出来ますので試してみて下さいね。
複数のデータを挿入する場合はこの作業を繰り返します。
※写真の削除:写真を選択→Backspaceキー又はDeleatキー
3.写真・画像のサイズ変更
挿入した写真や画像の大きさを変更します。写真をクリックして、
下図のように写真の周りに8つの白丸が出ている事を確認して下さい。
この状態で、四隅のピンクの丸をドラッグ(クリックしたまま動かす事)すると、
縦横比を変える事無く大きさを変更する事が出来ます。
仮に黄色の丸をドラッグしてしまうと、縦又は横にだけ伸びてしまい、
痩せたくまや太ったくまになるので注意が必要です!
4.写真・画像の書式設定
もう少し詳しい設定をしていきます。写真や画像を選択している間だけ、
「図ツール 書式」タブが出現している事にお気づきでしょうか。
ここに写真や画像を編集するためのツールが沢山揃っています。
書式設定と言われると難しい気がしてしまいますが、
スマホで写真を撮った時の”編集”ボタンと同じなので安心して下さいね。
それでは、右側から見ていきます。
- トリミング:クリックして不要な部分をカットした後、再度このボタンをクリックすればトリミングが完了します。ここまではスマホと同じです。Wordでは更に図形に合わせて(ハート型など)トリミングが出来るので、是非試してみてくださいね♪
- 配置:紙の中央に配置したい時にはここで「左右中央揃え」「上下中央揃え」を選びます。また、複数の画像を綺麗に並べたい時には、画像をCtrlキー又はShiftキー(キーボードにあります)を押しながら並べる画像をクリックして選択し、「右揃え」等を選択します。この時、画像を複数選択出来ない場合には、先に「文字列の折り返し」で設定を済ませてから再度挑戦してみてくださいね。
- 回転:右や左へ回転させるだけでなく、「その他の回転オプション」から好きな角度に傾ける事も出来ます。また画像を選択した時に、上方にひとつだけ緑の小さな丸が出ていると思います。これをクリックして動かす事でも、画像を回転させる事が出来ます。
- 文字列の折り返し:画像が思うように動かせない、という事はありませんか?ここで設定を変更すればその問題は解決出来るかもしれません。まずは「四角」を試してみて下さい。それで思い通り動かせれば、とりあえずOKです。また複数の画像を挿入した場合、上下の重なり方が思うようになっていないかもしれません。そんな時には、ここで「背面」「前面」を設定したり、隣にある「前面に移動」「背面に移動」を試してみて下さいね。
- 図の効果:これはデコ要素になりますが、ワンクリックでフレームをつけたり・影を入れたり・周りをぼかしたり・立体的にしたり出来るので、気になるものがあれば試してみて下さいね。
左側も見ていきます。
- 修正:ざっくり変更する場合には、サムネイルをクリックすればすぐに変更出来ます。より細かく設定する場合には、「図の修正オプション」をクリックして変更します。
- 色:上記と同じ要領で、より細かく設定するには「図の色のオプション」を選択します。また、フリー素材等の画像をダウンロードして挿入したは良いけれど、背景色が邪魔で消したい場合には、「透明色を指定」をクリックした後に消したい色をクリックすれば透明になります。※この方法は背景が単色の場合に使う事が出来ます。単色でない場合には「背景の削除」を使いますが、今回は説明を省略します。
- アート効果:画像にモザイクを掛けたり、絵画風にしたり、面白いデコ要素です。操作は簡単ですが、クオリティの高いものに仕上げる事が可能だと思いますので、気になるものがあれば試してみて下さいね。
さて、今回は主にWordの中だけで出来る機能をご紹介しました。
次回はネット上にあるフリー素材を使ってもっと可愛く仕上げていきたいと思いますので、
もし良かったらご覧くださいね。それではまた(・ω・)ノシ