こんにちは、管理人の黒猫です。
遅ればせながら、こちらの記事では令和二年度2級土木施工管理技術検定試験のうち、学科試験(後期試験・2020年10月25日)の解答を少し解説しながらご紹介していきます。問題はスペース削減のため省略しますので、問題を入手のうえご覧くださいね☆
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※問題用紙はこちらのサイトでダウンロードすることができます。
株式会社東北技術検定研修協会
→解答速報
※こちらもご参照ください♪
→2級土木施工管理技術検定試験【お勧め参考書と勉強方法】
→2級土木施工管理技術検定試験【過去問をマスターして合格を目指す】学科試験解答用紙ダウンロード
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合格基準は「得点が60%以上」なので、24問/40問以上正解で合格です!
(No.1~42は選択問題、No.43~61は必須問題です。全部で40問解答します)
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令和元年度 2級土木施工管理技術検定試験 学科試験(後期試験)
問題32.解答3
フルタイムと言えば一般的には8時間ですよね。休憩時間は原則として一斉に取らなければなりません。よく出題されますので覚えておきましょう。
問題33.解答1
年齢が確認できる書類があればOKです。詳しくはこちら(外部サイトへ飛びます)を参照くださいね。
問題34.解答2
作業主任者の必要有無はなるべく把握しておいた方が良いです。高さや重量によって必要な人員が異なりますので注意しましょう!(と言いつつ、管理人は全てを覚えて試験に望んだ訳ではありません。過去問を解いているとよく出題されるパターンが存在するので、それだけ覚えて後は運にまかせました笑)
問題35.解答3
管理技術者が必要かどうかは、受注した金額によって異なります。ピンと来なかった方はなるべく新しい参考書で確認しておいてください(数年前に法改正されています、オリンピック関係の工事で人材不足が懸念されたのでしょうね)。
問題36.解答4
道路の占用とは「道路上に電柱や公衆電話を設置するなど、道路に一定の物件や施設などを設置し、継続して道路を使用するこ とを「道路の占用」といいます(国交省資料より)」。
問題37.解答2
河川法において、一級河川:国土交通大臣、二級河川:都道府県知事、準用河川:市町村長、と管理者が定められています。
問題38.解答3
(道路の幅についての問題、昨年度も出ていたような?流行りなんですかね)
問題39.解答1
問題40.解答3
特定建設作業についてはこちら(外部サイトへ飛びます)を参照ください。作業時間や時間帯、作業日数、届出が必要な場合はどこに届け出るのか、といったことをまとめて覚えると良いでしょう。
問題41.解答2
騒音と振動は解答予定でしたらセットで勉強しましょう。
問題42.解答4
問題43.解答2
ここから必須問題ですね、まずは測量です。高低差=[後視]ー[前視]で求められます。
①0.8-2.2=-1.4
②1.6-1.8=-0.2
③1.5-1.0=0.5
④1.2-1.3=-0.1
→⑤の地盤高は
8.0-1.4-0.2+0.5+0.1=6.8m
こちらで類題をご紹介していますので、ご参照ください。
問題44.解答4
そんな発注者に有利では困りますね、自信を持って回答してあげてください(p^^;)笑
問題45.解答3
やってきました難関の45問目、これが必須問題ってキビシイですよね…。さてさて今年は道路橋の断面図、見覚えがあると思ったら平成30年度の問題と同じイラストじゃないですか!
問われている箇所は異なるものの、過去問をしっかりやっていれば消去法で正解出来たかもしれませんね。
問題46.解答2
た、タンデムローラとは…2級土木ではレア物ですかね。ご存知ない方はこちら(外部サイトへ飛びます、動画です)を参照ください
問題47.解答4
直接仮設工事は、足場や安全設備など工事に直接関係する物が該当します。間接仮設工事(共通仮設工事と同意と思われます)は、現場事務所やトイレなどが該当します。大雑把に言うと、”あれば便利なもの”は間接仮設工事に入ると考えて良いでしょう。
問題48.解答2
これは出題されたらラッキーな部類ですね、落ち着いて問題を読めば正解出来ますよ!
問題49.解答1
お、またまた計算問題きましたね。土量計算についてはこちらの記事で解説していますので、苦手意識のある方はぜひチェックしてください!
今回の問題の場合、 Qの求め方は問題中に記載がありますね。さらに、qとEとCmは数値の記載がありますのでそのまま代入すれば良いでしょう。
問題はfですが、これって土量変化率(LとC)のことかしら??数値は与えられていますので(1.2と0.9)、どちらかを使えば解けるんじゃないですかね。今回は土砂を運搬する場合を想定していますので、L(ほぐし率、loose)で求めてみます。
Q=5.0×1.2×0.9×60/25=12.96
はい、違いました(汗)う〜ん、どうやらfはそのまま代入してもダメみたいです。類題が平成20年度に出題されておりました。f=1/Lまたはf=1/Cで計算するようです。
f=1/Lとして、f=1/1.2=0.8333…..
Q=5.0×0.83×0.9×60/25=8.964
良かった、求められました。最近は2級土木の参考書でここまで取り扱っているんですかね?ぶっちゃけ1級レベルだと思うのですが。頑張って解いた方はもう大丈夫ですね!(p^^;)
問題50.解答4
下回る=進捗が遅れている、と言うことになるので不正解です。
問題51.解答2
クリティカルパスは0→1→3→4→5→6、となります。
3+7+7+4=21日
クリティカルパスについてはこちらの記事をご参照ください。ミニテストもたくさん用意しましたので、自信を持って回答できる様になって頂きたいです!
問題52.解答3
悪天候(大雨、強風など)が予報されている時は作業を延期しましょう。
問題53.解答4
ずい道ではなく、”地山の”掘削作業主任者が正解です。
問題54.解答3
免許の有無なども合わせて勉強しておきましょう!
問題55.解答1
また悪天候系ですね、注意しながらでもダメです!(繰り返し出題されると戸惑います汗)
問題56.解答3
マーシャル安定度試験について詳細はこちら(外部サイトへ飛びます)を参照ください。
問題57.解答1
令和元年度の56問目で出てきたx-R管理図が、今年度は計算問題として再登場しています。xは平均値、Rは誤差(最大値ー最小値で求めます)のことです。
x=(23+28+24)/3=25
R=28-23=5
問題58.解答2
問題59.解答4
1回の試験結果が呼び強度の85%以上で合格なので、24×0.85=20.4。これを下回る結果がある工区はその時点で「不合格」です。
そして、平均値は呼び強度以上である必要がありますので、正解は(4)となります。
問題60.解答2
問題61.解答1
特定建設資材は「コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリート」の4つです。こちらで類題などご紹介しています。近年頻出ですので、是非とも攻略したい項目です。
お疲れ様でした!(・ω・)☆
ちゃんと数えた訳ではないのですが、今回は計算問題がやや多めな印象。土量計算は特に難易度高めでしたね。
皆さんの合格をお祈り申し上げます!